【入れてみた】「Native Lazyload」でお手軽遅延ローディング【有効化するだけ】

Google 謹製遅延ロードプラグイン

WP Tavern の記事「 Google Releases Native Lazyload Plugin for WordPress 」を読んでみたらめっちゃ良さげだったので、早速 Google 製の WordPress (ワードプレス)向けのプラグイン「 Native Lazyload 」をインストールしてみた。

インストール

「Native Lazyload」のインストール画面

インストールは一般的なプラグインのインストールと何ら変わらない。管理画面の左カラム「プラグイン > 新規追加」の画面でキーワードに「 Native Lazyload 」と入力すれば候補に出てくるので、「いますぐインストール」をクリックして有効化するだけ。

設定

設定画面はない(笑) インストールして有効化すればいいだけ。

背景

そもそもは Google Chrome のバージョン 76 で「 loading 属性」が正式に実装されたことによる。そこが「Native」たる所以でもある。

「 loading 属性」は

  • auto(デフォルト):ブラウザ側で遅延読み込みさせるかどうかを判断する
  • lazy:読み込みを遅延させる
  • eager:ページの読み込みと同時にすぐにロードを始める(遅延ローディングさせない)

の値を持つことができる。

この記事の執筆時点(2019年9月10日)では Google Chrome だけに実装されているが、今後他のブラウザにも採用されていく予定になっている。

Native Lazyload 」の README を読むと、このプラグインはブラウザの対応状況を確認し、loading 属性に対応しているブラウザならば loading 属性( loading="lazy" )を画像(あるいは iframe )に追加し、もし対応していないブラウザだった場合はフォールバックとして JavaScript を別途読み込んで遅延ロードに対応させる、というものになる。

なので使う側としては「ユーザーが使っているブラウザがなにか」を気にする必要はない。

「 loading 属性」自体については、プラグインの README にもリンクの記述がある「 Native lazy-loading for the web 」に詳しいので参照されたい。この記事を読むと「 loading 属性」と同時に「 intrinsicsize 属性」にも対応している、とあるが、この属性についてはプラグインでは触れられていない。
また、iframe が非表示になっている場合などについてもプラグイン側に特に記述はないが、これは Chrome が CSS などを確認して iframe が非表示かどうかを判断する、とのことだ。

ちょっとだけ使い方

Native Lazyload 」をインストールして有効化すればいいだけなので使い方もなにもないし、実際有効化した後も「遅延ローディングさせている」ことを意識せずに使えるほど手軽なのだが、ひとつだけ。

サイトの中で「この画像(あるいは iframe )は遅延ロードさせたくない」ということもあるだろう。

その場合、html側の img あるいは iframeskip-lazy というクラスをつけるだけ。そのクラスがある画像または iframe は遅延ロードされずに通常どおり読み込まれる。

まとめ

web サイトを運営する際、「表示速度」「読み込み速度」を上げる、というのは必ず対応が必要になったと言ってもいいと思う。
ユーザーの使い勝手(=UX)を良くするためには「速度」がとても重要である、というのはもう一般的な考え方になってきたのではないだろうか。

そういったときに、ただ有効化するだけで特に細かいことを考えることなく遅延ロードがサイトに導入できる、というのはとても嬉しいことだと思う。

また、特に Chrome の場合は遅延ローディングのための JavaScript を読み込む必要がないので読み込みが遅くならない。また、その他のブラウザであっても最低限の JavaScript の読み込みだけなので、ここで動作を重く感じることはほぼないだろう。
画像の読み込みの負荷を減らすために遅延ローディングさせたいのに、そのための JavaScript の読み込みが重くなっては本末転倒だ。このプラグインは「 loading 属性」を使ってその負荷をできるだけ減らしているところが、これまであった遅延ローディングのプラグインと最も違う点だと言える。

これまで「遅延ロード」を導入していなかった WordPress のサイトであれば、このプラグインは必須なのではないだろうか。
遅延ローディングの決定版とも言うべきこのプラグイン、まずは使ってみることをオススメする。

【2019/09/10 追記】
WordPress の最新情報と言ったらココ、という CapitalP でも記事が上がっていた。是非こちらも参照されたい。

Googleが画像遅延の仕組みNative Lazyloadプラグインをリリース